1/3ページ目 「まちやがれ桂ァァァァ!!」 「待てと言われて待つ馬鹿がいるわけないだろう!?」 午後二時、桂小太郎は真選組一番隊隊長沖田総悟から逃げていた。 (クソッ・・・まだ蕎麦食べてないんですけどぉぉ) なんてくだらないことを考えながら一人逃げていた・・・いや正確には未確認物体“エリザベス”とともに。 「しかたあるまい・・・おらぁ!!」 桂は沖田に向って爆弾を投げつけた。 (ふ、馬鹿め。) 桂とエリザベスはそのまま逃げた。 「エリザベス、ここまでくればもうよかろう?」 裏路地に差し掛かり桂が後ろを振り返りエリザベスに言う。 『そうですね・・・桂さん、前見てください。』 「・・・前?」 桂が前を見ると8歳くらいの子どもが倒れていた。 みすぼらしい格好をしていて今にも死にそうだった。 きっと、何日も食べていないのだろう。 少女は酷くやせ細っていた。 「大変だエリザベス!!すぐにアジトへ運ぶぞ!」 『ハイ!桂さん』 桂はその子を背負ってアジトへと戻った。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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