シロクマ大王 【武士は釣れねど高楊枝(1)】 夜中の2時半、腹痛で目を覚ます。目覚まし時計をセットした時間の1時間も前だ・・。 「ちっ・・」トイレに座りながらでは格好もつかない。 そんなスタートを切って、5時10分に待合所へ到着。すでに10台近くの車が停まっている。スタートが悪いとこんなもんだな・・と思いつつ準備を行った。いつもより少し遅めの出港。海援隊マンにメールを打つ。と、すぐに返信がある。「いつもながら流石だ」と思っていると、最初の組を降ろす。『沖の松バエ』からスタートの様子。しかし、船内にはまだ、10名以上の釣り人がいる。「後の方でいいわ」なんて考えながら、荷物降ろしを手伝っていると、「シロクマ君は、ここで釣ったことある?」と船頭さん。「いや、ここは初めての地なれど・・」なんて返事はしないが、せっかくなので降りてみることにした。そう、ここは『門川沖磯中バエの東の鼻』と呼ばれるところだった。前回の失敗を恐れずに、慎重に仕掛けを作る。ウキはこの日のために購入した、『D-Flatz74』のP-01をチョイス!!まだ、投げてもいないのに勝った気分だった。 少し時間をかけてコマセを打つ。コマセの白い塊がそのまま沈んでいく。コーヒーでも飲もうと竿を竿立てに立てたところで気が付く・・。「クーラーボックスがない。」そう、降ろし忘れていたのだった。「こりゃなにかあるな」そんな予感に駆られるが、それ以上に恥ずかしさがバレないように、冷静を装って船頭さんに電話を入れた。 仕掛けをセットした時の気分はすでにない・・。クーラーボックスが届くまでの時間がもったいないので、釣りを開始した。 ―続く― 3/13^21:16[編集] 220.221.50.86 [コメントをする] [最新順][古い順] レスはありません <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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