まずは参加皆様にお礼を改めて言わせて頂きます。 ありがとうございました!! 参加地域は、 青森県 秋田県 岩手県 東京都 神奈川県 静岡県 大阪府 参加人数41名 並べたスクート43台 純粋に滑る事を楽しむと言うイベントに集まってくれた皆様に感謝極まりお礼の言いようがありません。 まさに東日本最大級の滑走会が出来たのではないかな?と、終わった今感じてます。 それでは前夜祭を含め二日間に渡る出来事を前年に引き続き僕の大ファンの矢沢永吉の口調で、Yazawa節で書かせていただきます。 どうぞお付き合いくださませ。 3月15日。 この日は僕の師でもある監督(我満隆)との前夜祭を兼ねた飲み会なわけよ。僕にとっては念願の夢でもあるんだよね。やっぱり、スクートに置いて監督の影響が大きいかったからね。待ち合わせ場所に行き合流。久しぶりなんて微塵も感じない。だって今年は頻繁に青森に行ってたしね。僕はもしかしたら我満商会のスタッフか?ってね。ある時期には毎晩電話もしてたわけだから。 それでまずは今夜の宿になる僕の部屋へ向かったわけ。そして荷物を降ろしイザ今夜の宴の場所へ。 僕は今夜は正装と決めてたんだよね。 監督と酒を酌み交わすならばチャラけた格好じゃ駄目。ビシっと僕の夜の姿を見てもらおうと思ってね。 ネクタイはさすがにしなかったけど、ベージュっぽいスーツにステンカラーの黒いシャツ。コートはティノラスのダブルのロングコート。見た目ガラ悪いよね。でもコレ、僕なりの監督への礼儀なんだ。でもそんな僕の姿を見て監督と直紀は唖然としてたね。 部屋を出るとき監督に笑いながら言ったんだ。繁華街を「僕とこの格好で歩くと道が開くよ」ってね。そしたら案の定監督はそれを体験した(笑) 僕が先頭で監督と並んで歩いていると対抗してくる人が思いっきり僕らを避けて行く。 僕、別に極道やチンピラじゃないのにね(苦笑) 監督は爆笑してたね! 少し歩いて、宴会場所であるメンバーの「とうる」ちゃんのお店に着くなり、ナオキングが僕に言った。 「会長ーっ!ちょうちんバックに写真撮らせて♪」 ゲレンデの僕しか見たことないナオキングは夜の姿の僕をどうしても写真に撮りたかったみたいだったw そして皆がそろい乾杯!! 監督と交わす酒は沁みたねホント旨かったよ。 嬉しかったよ。 一年前約束したいつかは酒を酌み交わしたいと言った約束。その念願叶ったわけだからね。スクートについて熱く語る監督に僕は触発されガンガン飲んだ。MIYAさんは遅れて登場するもすでにテンション高くてさ、場は大盛り上がりな訳よ。「みんな、気合入ってんのかぁ?スローライダーで行くぞー」とか言っちゃてね。メンバーのカラコやマキもイイ感じで飲んでたよね!直紀はえへらえへら^^してるしKISSESも緊張してるって言う割には熱く語って、飲んで、すでに緊張なんて無かったよね。 盛り上がり過ぎて時間の立つのなんてあっと言う間だったよ。 予約制で2時間コースなはずなのに、とおるちゃんの計らいで時間が過ぎても何も言われず、気づけば3時間以上もその場にいたんだ。 皆で記念撮影をして店を出たあと繁華街のど真ん中で今度は監督を囲んで写真撮影よ。通行人は皆、目をそらして通り過ぎて行く。何かはじけちゃったよね皆。 二次会は僕の部屋でやった。 色んな事語ってたら僕は連日の色々な準備の疲れからか寝落ちしちゃったんだよね。 小さな夢だったかもしれない。 でもね、僕の中では大きな事。 それは、監督と酒を酌み交わすという事。映像の中の僕の英雄が僕と酒を飲む。感無量だね。 スクートってさ、もしかしたら絆みたいなもんだよね。監督が言った熱いセリフ。僕は忘れないね! こうして前夜祭は幕を閉じた。 漱漱漱漱漱漱漱漱漱漱漱漱漱漱漱漱漱漱漱漱漱漱漱 3月16日 「かいちょー」 その一言で僕は一発で目覚めた。 泊まってた直紀の言葉だった。 僕はすぐさまカーテンを開けた。 うん。 曇り空だがところどころに青空も見える。昨年を思い出した。 一気に気持ちが高ぶる。 特別な日には特別な事を。 昨年は目覚めと同時に缶ビールのタブを開けた。でも今年は運転もあるからそうはいかない。かわりに僕は普段は吸わないメンソールのタバコに火をつけた。 気分が高揚し始め、心が踊る。 皆、身支度を済ませ、 よし!出発だ! 6時50分。 集合場所へ次々にメンバーが集う。 Kトラにスクートを積み込む。 スクート6台、モト1台。 それを見てただけなのにワクワクが止まらない。 おかしいね、僕。 少し時間は過ぎたがほぼ定刻の7時に集合場所を出発。 道中、ガスがかかりモヤが出始める。かと思えば太陽が顔を出す。 しかし、その後はパッとしない天気。 不安は隠せない。 でも、その心配は田沢湖のゲレンデ付近でふっ飛んだよ。 突然、パーっと晴れるガス。 見える青空。 泣きたいくらいに嬉しかったね。 車の中は一気にハイテンション。 皆、騒ぐ騒ぐ! 「きたーーーーー!」 「おおおおーーーー!」 「はれたーーーー!」 「きゃーーーー!」 「♪♪♪」歌い出す。 昨年を知ってるだけに晴れただけでヤバかったよ。 そして駐車場へ付き僕は皆へ指示を出し何人かには無線を持たせ、テキパキと準備作業に取り掛かる。 続々とライダーが集まり始める。 と、 そこへ! 白馬組が登場したわけよ。 早速挨拶に行った僕を白馬組は笑顔で迎えてくれた。 「今日はよろしくお願いします!」 開会式を行う頃、集合場所は大変なことになってた訳よ。 何が? スクートがね。 うじゃうじゃ。。 うじゃじゃじゃ。 気分Eね! コレ最高でしょ? たまんないよ、ホント。 開会式を終え全員がリフト乗り場へ。 その異様な光景にボーダーやスキーヤーが目を点にしてるわけ。 あははは! ホントたまんない♪ 僕は一番最後の方でリフトへ乗った。降りるときに目の当たりにした光景はさらに笑いを加速させたよ。 全員がそろったところで僕が場所を指定してバニホの講習会。 その場所を目指して一番機テツ王子が飛び出した。続いてアンソニーが!そらいけ!やれいけ!と次々に皆飛び出す。4,5番手くらいで飛び出した僕が指定場所について下から見上げた光景は言葉に出来なかった。 次から次へこれでもかと皆、降りてくる。春の雪がどうした?そんなの問題にならない。参加全員のテンションが手に取るように伝わってきちまったよ。 そして、まずは監督のバ二ホのデモ。 テツ王子が寝転ぶ。 悪乗り大王のアンソニが続く。 それに煽られ僕も続く。 三人が並んで寝転んだ。 朝一発目で三人声はヤバイよ。。。 監督が言う。 それを聞いたテツ王子がいきなりアンソニを乗り越え真ん中に入ったw 手前が僕で真ん中の二番がテツ王子。そして危険ゾーンにアンソニw 皆の注目の中、しょっぱなから強烈なデモ。しかし、そこは監督。動画を見れば分かるが簡単に飛び越えてしまったわけよ。しかも余裕でね。動画で確認したら、5人までは余裕って感じだったよ。 圧巻。 田沢に「神」降臨! その後は講習しつつ、滑りつつ。 僕は今回決めてた事がある。 今日は、監督と連れ添って滑るのは控えめにしておこう。監督とは皆、滑りたいはずだから僕が独り占めしたら刺されるしねw まあ、僕は今年は何気に監督と非常に親密になったし昨夜は飲み明かした訳だしね。 変わりに、テツ王子やアンソニや林田先生の背中を追いかけてみよう。 11時。 キッカーでのデモの時間になった。 そこで僕は心が踊った。 というより、鼻高々だった。 だれに? ボーダーやスキーヤーにだよね。 次々に繰り出される技。 サブロクやテールウイップやXアップやインバート。僕も触発され飛ぶ。 うん。 気分Eね! 恥ずかしいとかじゃなく、臆する事無く挑む。人が見てるからこそ価値がある。今がまさにその時。 そりゃぁ、王子達とは比べ物にならないが見てるとヤルでは大きく意味が違うよね。メンバーの女子にも女性陣の先陣を切って飛ばせた。彼女は僕のスパルタ教育を受けているからあの倍のキッカーまでなら速度を上げない限りイケる度胸はある。 熱かったね。 イカしてたよね、 テツ王子 林田先生 キッキン ma2 ラスカル 皆、お昼を忘れて飛んでたよね。 お昼に僕は燃料をチャージした。 BY レモンジュース(笑) そして食事もそこそこに、メンバーを引き連れ一足先に午後の準備に取り掛かったわけよ。 人数多いからバニホの待ち時間用にミニキッカーを作り、バニホの計測バーの設営。 そして、午後の部の開催。 ABCとクラス分けで次々に飛んでもらった。結果は結果表を参照にしてもらいたいが、Aクラスは圧巻過ぎだったよ。50センチスタートで一人を除いて全員クリア。そのバーを落とした一人も惜しかったんだけどね、、、ムービーに後ろの方でコソ練してたのが映ってたっけww 安祖兄 ww 60センチ 二人がここで消える。 70センチ さすがに高さが感じられる。 ここでさらに失敗が出始める。 しかし、、、 テツ王子 林田先生 監督 タケ 加賀谷 この五人は余裕でクリアした。 80センチ これは昨年の監督の優勝記録。 そして、、 テツ王子が行く。まだ余裕をのこしてクリアした瞬間歓声が起きる。 すげぇよ、アンタやっぱ王子と呼ばれのわかるよ。オーラ纏ってたよ! 続いて先生が行く。これまた余裕でクリアした。先生と呼ばれる由縁を僕は見たよ! そして監督。これも余裕をのこしてクリアした。しびれたね!監督! ここまで大健闘のISFのタケさんが行く。バーに触れてバーがバウンドしたがバーは落ちない。80センチクリア!これに場内拍手が起きる。 加賀谷が行く。 さすがにこの壁は厚かったみたいだが記録70センチは大健闘だろう。 さぁ、 大変な事になったわけよ。 昨年の監督の優勝記録を監督を含め4人がクリアしたのだからね。 オーダーやスキーヤーも遠目に野次馬してた。 85センチ。 さらにここまで来るともはや人間業ではない。踏み台もなしにここまで飛ぶのは人間じゃないね! そうだ、この人達は神なんだよ、改めて感じた。 もはやここまで来ると男の意地の張り合い!激突4強!みたいな雰囲気でね、、 監督、王子、先生の3人は無言でバー付近を慣らし始めた。 僕は感じたね。 誰しも笑ってはいるけれど、、 「絶対負けたくねぇ!」 って思いや気持ちがね、ヒシヒシ伝わってきたよ。 意地と意地のぶつかり合い。 そして、85センチ。 昨年、監督が失敗した未知のゾーンにテツ王子が挑む。場内がシーンとする。飛んだ瞬間、越えた!!と思ったが落下が早くリアでバーを落とした。 神をもってしても超えられない壁なのか? 先生が行く。バーは激しく跳ねて落下した。 タケさんが行く。踏み切りを誤ったか明らかに高さがさっきより落ちていた。でもあのメンバーの中で80センチ超えを達成した事は物凄い事であろう。 そして監督。 クリアならば優勝決定。 失敗ならサドンデス。 皆が見守る中、 「行きます」と声を出して行った。 絶妙のタイミングで踏み切った監督は余裕を残してクリアした!! 場内が歓声に包まれる!!! おおおおおお! すげーーーー! うわあああ! 昨年の記録を超して優勝を決めた。 さあ、ここからは記録への挑戦。 90センチ スクートが普通にバーの下を通れる高さ。クリアした。 95センチ どこまで行くのだろう? そう誰もが思うその高さを何とクリアしてしまった。 大変な事になったよ。 僕は監督の受付のバニホの記録申請を思い出した。そこには「目指せ1メートル」と書かれていた。今まさにその記録へ挑もうとしてる。 前人未到の記録だろう。 非公式ながらキッチリと僕が立会い計測している。 コンセートレーションが長かった。 一度空を見上げ一息吐いたあと、 「行きます!」 監督が行った。 飛んだ! バーにかすって、バーが揺れたがバーは止まった。その瞬間、場内は最高潮に達した。1メートル。実際に何かで高さを測って見て欲しい。どれだけの高さか分かることだろう。 夢の1メートル台。 監督は到達した。 そのあと1メートル5センチに挑むが失敗に終わった。 しかし、昨年の記録を大幅に塗り替え優勝したことはもはや、人間技ではない。バニホ記録1メートル。 秋田県の田沢湖スキー場で生まれたこの記録はおそらく、いや間違いなく日本一だろうね! 日本屈指の技を垣間見て、その瞬間に立ち会えた事を僕は光栄に感じる。 そして残す時間はトコトン、フリーラン。僕は白馬組を連れてTOPへ上った。そこで見た景色に一同がカメラを構える。気分最高すぎて言葉にならないよ、ホント。 そして今度はテツ王子の技を垣間見る。人がすっぽり隠れる程のボコボコのモーグルバーンにテツ王子は飛び出て行った。誰があれをスクートと思うだろう。見ていたスキーヤーが驚愕していた。実に華麗にスクートを操り次々にコブをクリアして行く姿は「白馬の王子」まさにそう感じた。 名残おしくも時間は過ぎ行くもの。 気が付けば4時を迎えていた。 最後の最後までテツ王子やアンソニと一緒し、祭りは終焉を迎えた。 記念撮影が始まっていたが、スクートの並び方に僕は待ったをかけた。 そうじゃない! ここは譲れない。 物を並べて撮影するなら並べ方に美学がある。 BY 会長(笑) ハンドルのグリップ一個分の等間隔で均等に。僕はせっせとスクートを並べなおした。それがTOPの写真。どうよ?この景観!! これぞ会長流♪ みなバシバシ写真を撮り始めた。 そして閉会式。 閉会式で僕は彼らに言葉を貰った。 監督が言った。 純粋に滑るだけのイベントにこんなに人が集まり親睦を深めれる事はそうそうない。また来年集いましょうと。 アンソニが言った。 楽しかったです。また来年も呼んでください。 テツ王子が言った。 呼んでもらえた事を嬉しく思うし、また来年も来たいと。 彼らはゲレンデSMAP。 僕にとってはそんな存在であり、神である。最高だね!大成功だよ! 最後に一本締めをして祭りは終わった。 Happyだったね! 最高だったね! 人と人が繋がるって言うのはこんな事。僕はこれからも熱くスクートを広めて語って行きたい。そしてこの先もこんな場を遠慮無く、作って行きたい。 このイベントで見たもの。 それは神の華麗なる技術の数々。 このイベントで得たもの。 新たなる繋がりと熱き想いを僕は手に入れた。 Happy過ぎて最後に駐車場で僕は自分の昔の姿を披露してしまった。 ハコ乗り・・・ 人が居なくなった駐車場に白馬組の大爆笑の笑い声が木霊していた。 参加41名、全員にありがとう言います。本当にありがとう! そして聞きます。 Aer you happy ? 僕は最高にHappyです。 長文読破お疲れ様でした! <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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