誤字、脱字、発見したならご勘弁ください。そんなのは気にならず熱い思いは伝わるとは思います。中々の長文。かなりイケイケな口調で書き上げましたが、
まぁそれも一つの楽しみとしてお読みください。
まずは参加してくれた皆様に厚く熱く御礼申し上げます。
秋田県
ＭＩＹＡ
小塚 巧
藤原 健
山辺 悦郎
山下 洋
渡辺 智子
広島 正憲
山下 修
山下 さおり
安田 忠史
池田 清文
伊藤 明
加賀谷 憲吾
新山 幸基
ダイスケ
青森県
我満 隆
佐藤 直紀
岡本 大介
新井 春美
岩手県
神林 文彦
宮城県
武内 誠也
これにウチのメンバーを加えた総勢２５名！のゲレンデミーティングとなりました。
このイベントを企画するにあたってまさかココまで大事になるとは思っても見ませんでした。県内はもちろん、県外からも参加を頂き感謝極まりませぬ。それでは当日の私から見た赤裸々な日記を私の大ファンでもある矢沢永吉口調（笑）ででもお付き合いくださいませ。
３月２５日。
朝６時に目が覚める。
即座に飛び起き窓を開けるがどんより曇りの小雨の天気。
僕はふと思いだした。
下倉での雨の中の楽しさを。
気がつけば僕はニヤけ笑った。
どうして？
いや、関係ないわけよ。
天気よかハートな訳よ。
要はどれだけ楽しむ、楽しめるかってのが今回の趣旨でもあるからね。
今回は特別だ。
シャワーを浴びて目覚めのビールを飲み干した。
僕は自分の中で特別な日にはこんな事をする。別に酒の力を借りるわけではない。でも、お酒ってのはね僕にとって特別な存在でもあるわけ。特別な日には特別な事を。僕流儀の一日の始め方だね。
けど、運転ある日は間違ってもしないけどね。
そして一気に飲み干し部屋で一人つ呟く。
「さあ、遊ぼうか！」
７時定刻にメンバーのあっかとノンがやってきた。あっかの車に荷物を押し込み部屋を跡にした。そして普段はコンビ二に立ち寄るのだけど今日は特別。
そんなわけで朝マックしてみた。朝のバリューセットを口に押し込み車は田沢湖を目指した。
途中でひーたんと合流して車の中では今日の打ち合わせが始まった。
受付、進行、司会、ＥＴＣ。
誰一人として天気に文句を言う奴は居ない。僕らは楽しむ術を知ってるからだ。目の前の状況を悲観するのでは無く、いかに楽しむか？そんな僕らは皆雪山馬鹿な奴等。
９時に到着。
物凄いガスがかかっていて引き返す子連れのファミリーを見た。
まさか・・・
さすがにリフトが止まってしまったらヤバイ。
でも、その心配は無用だった。どうやらスキーのジュニア競技が中止のためだった。
程なくして参加者が集まり始める。参加者の一人が言う。
「今日やりますか？」
僕は言う。
「ノープロブレム。最高の環境じゃないですか！どんな時でも楽しみましょう！」
そう、今が底辺の状況。それを楽しめるなら次に集まった時がさらに楽しい。コレを知ってるからなんだよね。
次々に参加者が訪れるなか、今回のイベントの華でもある「我満」氏が到着した。熱い握手を交わした。彼の握手の仕方に強い感動を覚えた。
力強くそして熱意を感じた。そして「今回呼んでくれてありがとう！」と言葉を貰った。
１０時。
開会式が行われた。
総勢２５名。
コレだけのライダーが秋田に集うとは誰が予測したであろう。
流れにそって開会式は進んだ。開会宣言をMIYAさんが叫ぶ寸前。サプライズは起きた。
誕生日おめでとう！
ケーキが用意されクラッカーが一斉に鳴った。
メンバーが裏工作をしており、前日に誕生日を迎えた僕はゲレンデで皆に祝ってもらった。
嬉しいわけよ、ヤバイわけよ、
マジでね。
熱いな～僕の回りの連中。グっときちまったよ。ホント。
ありがとう。
ガスの中フリーランが始まった。
行方不明？になるライダー続出するくらいのガスだった。
開始直後、我満氏ら四人から「会長、リフト乗り場ドコすか？」
それだけ見えない環境。
しかし、リフト降りれば、誰かが居る。
リフト乗れば誰かと一緒になる。
こんな状況は秋田では初であろう。リフトを見れば次々にライダーが上がっていく。
不思議な光景だ。
でも、熱い光景。
昼直前に我満氏と彼女の直紀ちゃんとランした。そのすべりを目の当たりにした僕は驚いた。コレが経験二ヶ月半の女の子の滑りだろうか？
別にスピードが出てるわけではない。派手なアクションがあるわけでもない。でも、とにかく一本一本を、一つ一つのターンをとんな状況でも丁寧にそして綺麗に滑る彼女の滑りは見てて凄い気持ちよく、ちょっとおおげさだけど感動さえ覚えた。とにかく面白い！スクートは楽しい！と言う気持ちやオーラが全開だった。
自分が始めてスクート乗り始めた頃の気分を思い出した。
そして、林間コースを一緒した時に僕は何度も見たビデオを思い出し感傷にひたった。誰も周りに居なかったあの頃の僕の唯一の先生でもあった映像の中の彼が今目の前に居る。熱い心は僕の滑りを熱くさせた。軽くホップして滑走したら林に突っ込んで窪みに落ちてしまった。しかし、続いた我満氏もカービングをしたと思ったらコース下に落ちて行った。
笑ったわけよ。
ゲラゲラと。
勢い余った自分をね。
笑ったわけよ。
ゲラゲラとね。
自分の先生とも呼べる人をね。
楽しさはそこにあったわけよ。コレが型にとらわれず楽しむ事なのよ。二人でいや～林間コースはまいったね。会話が弾む。
お昼になりハウスはライダー達の会合の場と化した。そこで分かった事だが、我満氏は甘いものには目が無いらしい。
共感を覚えた。
実は僕も甘い物は好きだからだ。
そんな我満氏との会話でスクートと言うカテゴリーで会話した時どんな事が楽しい？との会話があった。
地元に居る時は急な斜面を攻めるとかじゃなく、ファミリーゲレンデや林間コースをあっちへ行き、こっちへ行き、広々まったり滑るのが好きで、そんな気分良く滑ったあとは温泉に浸かって、美味いビールを飲む。コレが何よりも気に入ってる、好きだそうだ。
コレを聞いた僕は感じたわけよ。
同じ時間を知ってるな？ってね。
大した事じゃないわけよ。
滑って、風呂入って、酒飲む。
でもコレがどんなに最高な事か知ってるって所がね。そんな所に共感を覚えつつ午後の時間が始まった。
バニー。
飛べようが飛べまいが全員参加。
驚き、笑い、叫び、
全員の声が拍手がゲレンデへと木霊する。
まのあたりに見た日本屈指の技は僕の目にも焼きついた。
ドリフト車庫入れ。
コレ見た目以上に難しい。実際に滑走した皆が言う。
そう、コレは実は技術を必要とする。
ズルイ事だが僕はこのゲームの試走を繰り返してるのでコツを知ってた。一番ベストなのはスピンしてスピードを殺しそのまま入る。コレがグッド！直前でブレーキしても間に合わない。しはみ出る。
スピンなら真っ直ぐ入るのではみ出ない。
というわけで準優勝をゲットしたわけよ。
その後もゲレンデには皆の感性が木霊し気がつけばラストラン。
皆が思い思いの線を描き滑る光景は企画した僕らのこの目に焼きついた。
どんな状況でも今を楽しむコレですよ。
閉会式で熱い僕は最後にバンザイ三唱をした。
皆が今日感じた思いを両手高らかに空へ放った。
こうして最良の一日は幕を閉じた。
その後に僕らはね、打ち上げにて語らった。
コレだけの人数は間違いなく秋田では初。メーカーも絡まないユーザーレベルの企画なら東北で初であろうと。
メンバーの誰かが言った。会長は気がつけば人を巻き込み何かを作りあげていきますよねと。
僕は言った。
それは違う。皆そんな企画や繋がりを待ってるし、持ちたいんだよ。ただ単にそういう先陣を切る人が居ないだけなんだ。ならば僕が先陣を切るよと。大して何も出来る訳じゃないが、熱き心は人の数倍持ってるわけよ。そのハートや熱意があればね人を動かす事が出来るんだよ。始めは仲間うちで集まると言う企画が気がつけば我満氏を予定の決まってた苗場から予定を変更させて参加してもらったくらいの熱意。
実は我満氏も秋田に来たく予定は決まってたがＪＹＫＫの社長さんに掛け合ってくれた熱意。そしてそれを承諾してくれたメーカーの心意気。見えない熱意に感謝を感じずにはいられない。そんな日だった。
そんな夜の乾杯した酒は僕の心に奥深くまで染みていった。
参加皆様本当にありがとうございました！今回できあがった横の繋がりは参加者全員の物と思っています。
最後に我満氏へ、
あの頃の先生を目の前にして会話し共に滑り、笑えた事は僕の中の宝物であります。更なる熱き思いを描くに至ります。約束した呑みはいつの日か必ず果たしましょう。
This is free !
ENJOY SCOOT !
長文読破ありがとうございました！
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